【注文住宅】キッチンで採用すべき!?こだわりおすすめポイント3選

注文住宅

この記事を読んでわかること

  • 注文住宅で理想のキッチンをつくるために、おさえておくべき知って得するポイント
  • 我が家で実際に採用した間取り・仕様とその使い心地
  • 具体的なオススメの設備とその費用感

実際に家を建てた経験から、どのような考えで間取りや仕様の選択をしたのか、また具体的な費用感をありのままお話します。

ハウスメーカーさんの記事では表現されない消費者のありのままの声ですので、実際に注文住宅を検討されている方に間違いなく参考になる内容です。

毎日の食事を準備するキッチンは住宅における最重要設備の一つといえるでしょう。
注文住宅を検討される方にはキッチンはこだわりたいと思っている方が多いと思います。

キッチンの使い勝手や効率を考えると、理想を実現するうえで重要視するポイントはさまざまだと思いますが、いろんな選択肢を知っておくことで注文住宅の選択の幅が広がるでしょう。

今回は我が家でキッチンをつくる際に考えたポイントを自身の経験をもとに実例付きで3つ紹介します。

食事を準備する意外にも、冷蔵庫を使ったり、手を洗ったりと使用頻度の高いキッチンは快適であるべきです。
ポイントをしっかり抑えて理想の形を実現してくださいね。

タッチレス水栓

タッチレス水栓とは

タッチレス水洗とは、水栓上部に設置されたセンサーに手をかざすことで直接手を触れることなく水を出したり、止めたりできる給水設備機能のことです。

タッチレス水栓のメリット・実例紹介

一番のメリットは、濡れた手・汚れた手で水栓をひねる必要がないため、衛生的に水を使うことができる点です。

特に料理中は手が汚れた状態で水を使いたい場面が多いため、手動の水栓を触ると衛生面で懸念があります。
結局、のちに水栓の掃除の手間も発生してしまい効率が悪いです。

タッチレス水栓であれば、生のお肉や魚を素手で触ったとしても、何にも触れることなく手を洗うことができます。

手洗い洗剤で手が泡まみれの際も、手をかざすだけの簡単操作で水を出したり、止めたりできますので、水を出しっぱなしにすることもなく節水効果が期待できます。

タッチレス水栓の費用感

我が家で採用したものは Takara standard さんの タッチレスハンドシャワー水栓/KM6071ETK です。

費用は、オプション追加料金 81,720(税込)でした。

我が家では日々の生活のストレス軽減のために必要経費として飲み込み、採用しました。

タッチレス水栓の注意点

非常に便利なタッチレス水栓ですが、使ってみての注意点がありますので紹介します。

  • 感度が良すぎる
  • 絶妙な調整が難しい
  • 水量・水温調節は手動

ひとつずつ実例を紹介します。

感度が良すぎる

基本的には手をかざすことで水の操作をしますが、ちょっとしたことで反応して勝手に水が出たりします。

特に、困ったのが西日の差し込みでした。

我が家ではキッチンの上部に採光用の窓を設置しているのですが、夕方になると西日がエグいです。
正直ここに窓を付けたこと自体後悔ポイントでした。

そのエグい西日により、人が通っただけで影が生まれセンサーが反応し水が出るという現象が多発しました。

窓にカーテンを設置し西日を抑えることで問題は解消しましたが、このような現象が起きるということは知っておいても良いと思います。

絶妙な調整が難しい

便利なタッチレス水栓ですが、手をかざして反応するまでに少しだけタイムラグがあります。

水はさまざまな場面で使う機会がありますが、そのときの適切な水量調整が難しかったりします。

例えば、料理で使う水を計る場面では使いたい分量で水を止めようとしてもタイムラグで少し多めになってしまったりします。

まぁ、不要な分は捨てれば良いのですが、使用上で少し注意点かなという感じです。

水量・水温調節は手動

タッチレスで可能なことは、水の出し・止めのみなので、水量と水温は手動調節となります。

水圧が欲しい場面、お湯を使いたい場面ではレバーを操作して調節が必要になりますので、完全にタッチレス操作で全て完結ではないということも知っておくべき情報かと思います。

とはいえ、そのような場面は手が汚れていない、もしくは、汚れていても洗ってから操作できますのでそこまでのストレスにはなり得ないとは思います。

実際、我が家ではそこはストレスに感じていません。

パントリー

パントリーとは

一言でいうと、キッチン周辺に設けられた収納スペースのことです。

一般的には、ウォークインタイプの収納スペースで、常温で保管可能な食料品や消耗品のストック場所として使用します。

パントリーのメリット・実例紹介

実際に我が家では約1畳スペースのパントリーをキッチンに隣接させる形で採用しました。

結論、とても重宝しており、採用して良かった設備のひとつです。

我が家で感じるメリット具体例を紹介します。

  • 1畳でも収納力は抜群
  • キッチンはいつでもスッキリ
  • ロボット掃除機の基地にも

順番に解説します。

1畳でも収納力は抜群

スペースと予算の都合で我が家ではわずか1畳のパントリーですが、それでも収納力は抜群です。

無いのとあるのとでは全然キッチンの利便性が違います。

日々の食料品の保管にも活躍しますが、非常食の保管や備蓄にも有効活用できます。
直近では、ふるさと納税で買った消耗品の保管庫としても役立ってます。

まとめ買いをよくするという方には特にオススメの設備だと思います。

我が家では、管理のし易さを考慮しプラスチックのかごを採用。
カテゴリの仕分けをすることで、何がどこにあるのかを分かりやすくしています。

キッチンはいつでもスッキリ

キッチンは意外とものが多いため、どうしても生活感が出やすい場所です。

パントリーに大枠のものを収納することで、キッチンは基本的にスッキリさせることができ、生活感を見えなくすることができます。

キッチン周りをスッキリさせたいという方にはとても採用価値が高い設備です。

ロボット掃除機の基地にも

我が家ではパントリーの位置をキッチンから近く、できるだけリビングから見えない位置に配置しました。

せっかくの配置ですのでスペースを最大限有効活用するために、下段にコンセントを付けロボット掃除機の基地をパントリー内に設けています。(あまり目立たない位置にしたかった)

我ながら絶妙な配置…

パントリーの注意点

収納力が高く、ものを1ヶ所にまとめて管理したい方は間違いなく設置した方が良いパントリーですが、注意点もあります。

知らなくて後悔しないためにもこちらの項目は事前にぜひ知っておいて欲しい内容です。

  • ウォークインで1畳サイズの場合、棚の奥行きと通路のバランスに注意
  • 初期段階でのルール設定と整理整頓が必要
  • 棚は高さを調節できるタイプにすべき

ウォークインで1畳サイズの場合、棚の奥行きと通路のバランスに注意

完全に我が家で採用したサイズのパントリーの注意点になりますが、内容として応用できるものですので注意点として紹介させていただきます。

結論、通路が狭すぎると使いづらいということです。

具体的に説明していきます。

我が家では当初、1畳のパントリーのイメージがあまりわいていませんでした。

ですので、通路や棚の奥行きは完全にハウスメーカーさんにお任せしていたのですが、家の完成が近づき内装の確認ができるようになった際にパントリーの通路の狭さがかなり気になりました。

棚の奥行きが深く、そのせいでひとが一人通ってその場で1回転するのがやっとの通路状態でしたので、さすがにこれだと狭すぎで使いづらいと思い、せめてこれくらいの余裕は欲しいといった旨の相談をさせていただきました。

パントリーはもうできあがった状態でしたので、かなり無理のあるお願いだと思いましたが、ハウスメーカーさんは快く引き受けてくださり、結果として通路に余裕のある理想的なパントリーが実現できました。

具体的なサイズ感の変更は下記です。

  • 棚の奥行き…25cm
  • 通路幅…53cm

案外棚の奥行きは浅くてもどうにでもなります。
通路の広さは最低でも50cmは確保すべきだと思います。

初期段階でのルール設定と整理整頓が必要

パントリーは収納力が高く、多くのものを保管できますが、一定整理しなければ使い勝手の悪い設備になってしまいます。

よって、最低限のルールは設定し整理整頓が必要になります。

我が家では、最初にカテゴリで区分けするため同じサイズのかごを調達することからはじめました。

意外と理想のサイズに出会うことができず難航しましたが、最終的にはダイソーさんのプラスチックの収納かごを採用させていただきました。

収納かごのサイズ・カラーを統一させることでパントリー内の見た目のバランスと統一感をつくっています。

かごを設置して枠を決めたら、あとはどのかごにどんなカテゴリを収納するのかを決めて仕分けていくだけです。

この決めの部分が少しめんどくさいのですが、ここを乗り越えることで、使いやすい・管理しやすいパントリーをつくることができます。

棚は高さを調節できるタイプにすべき

前述しました収納かごに付随するのですが、棚の高さは調節できるタイプの棚にすべきです。

我が家では、かごのサイズから・保管物のとりやすさを考慮し棚の高さを決めていきました。

将来的に収納物のサイズが変わることも想定すると、汎用性の高い収納棚を採用しておくべきだと思います。

ホーロー素材

キッチンは毎日使う場所ですので、常に清潔に保ちたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

お手入れ簡単にキッチンをきれいに持続させたい方にはホーロー素材がオススメです。

ホーロー素材とは

Takara standardさんのキッチンを採用した理由の大きな部分としてホーロー素材があります。

ホーロー素材とは、簡単に言うと金属素材にガラスのコーティングをしたような素材のことを指します。

ホーロー素材の特徴とメリット

簡単にメリットを紹介します。

  • 汚れに強い
  • 熱に強い
  • お手入れ簡単
  • 寿命が長い

上記のような特徴が一般的です。

やはり、耐熱性・耐久性・耐酸性に優れていることで、熱や汚れが関わるキッチンにおいて最適な素材といえるでしょう。

お手入れも簡単で、基本的には水で拭き取るだけできれいにすることが可能です。

耐久性に優れた素材であるため、傷や汚れ・サビにも強く、設備を長く清潔に使いたい方にオススメの仕様となります。

我が家ではこの素材に大きな魅力を感じたため、Takara standardさんのシステムキッチンを採用させていただきました。

まーしゃる
まーしゃる

使用感として、ちょっとした油汚れなども壁に染みこむことがありませんので、油の飛び散りを気にしなくて済みます。
今まで賃貸暮らしだった際は、必ずコンロ周りには油汚れ飛び散り防止の対策をしていましたが、今は拭き取るだけできれいにできますので油汚れ対策も不要ですし、気にならなくなりました。

オプション:ホーロー底板を採用

キッチンの壁だけでなく、システムキッチンの底板もオプションによりホーロー素材にしました。

理由は、調味料を保管する場所はどうしても底板が汚れる傾向にありますので、汚れをとりやすいホーロー素材であれば汚れの改善が容易だと考えたからです。

ちなみに…費用はオプション料金で+18,370円(税込)でした

汚れに強いキッチンは非常にストレスが少なく、掃除の手間もかからないため家事の時短にも結びついています。

ホーロー素材の注意点

  • 強い衝撃で割れる
  • ガラスコーティングのためお手入れに注意が必要

強い衝撃で割れる

一般的に、ガラス素材ですので割れやすいとされています。
強い衝撃は加えないようにしましょう。

ガラスコーティングのためお手入れに注意が必要

Takara standardさんのキッチンはゴシゴシこすっても大丈夫となっておりますが、一般的にはたわしやクレンザーなどは傷のもとになる可能性がありますので使わないようにしましょう。

まとめ

毎日の食事の準備で欠かせず、使用頻度の高いキッチンの機能性は、快適な暮らしを求めるために間違いなく必要になります。

今回は我が家でキッチンをつくる際に採用した、便利な設備・仕様を自身の経験をもとに実例付きで3つ紹介しました。

オススメポイント

  • タッチレス水栓は、自転車にセレクトボタンで乗れるくらい非常に便利
  • パントリーのある暮らしを知ってしまうと、無い暮らしには戻れない
  • 汚れよ、サヨウナラ!ホーロー素材の有能さをぜひ実感して欲しい

キッチンをつくる際にこだわったポイント【ビジュアル編】も作成予定ですので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

皆さんが、家づくりの悩みをひとつでも多く解消して、最高の家づくりを実現させられることを願っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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