家づくりで後悔しないためには、結論として、「理想の暮らしをイメージして、テーマを決めること」が重要になってきます。
- 家づくりにおける、コンセプト・テーマの重要性
- 理想の暮らしを手に入れるために重要なコンセプト・テーマの決め方
本当に必要な間取りや設備の考え方を詳しく、わかりやすく解説していきます。
家づくりで後悔したくない人は是非参考にしてみてくださいね!
1.理想の暮らしをイメージしよう

家づくりで重要なのは、「どんな暮らしをしたいか」を明確にすることです。
見た目や流行も大事ですが、何より大事なのは「暮らしやすさ」だと思いますので、日々の生活を想像しながら考えてみましょう。
今、抱えている暮らしの不満を解決できれば、満足度の高い家づくりが実現できますよ!
1-1. 日常生活での不便や「こうしたい」をリストアップ

今の住まいで不便に感じていることや、「こうだったら便利なのに」と思うことを思いつくままに書き出してみましょう。
生活しながら、思いついたらメモに追加するでもOKです!
そのメモをもとにそれらを解決する家づくりを目指すイメージです。
例えば…
具体的に書き出すことで、「自分はこんな暮らしを理想としているんだなぁ」というものが少しずつ見えてきます。
このメモは先々、ハウスメーカーとの打ち合わせの際にも使えるのでまずは、ここから始めて見ましょう!
1-2. 家族全員の意見を聞く

家づくりは家族みんなが快適に過ごせることが大切です。
全員の意見をリストアップし、優先順位を決めることにつなげていきましょう。
一例ですが…
- 夫:書斎が欲しい
- 妻:家事ラク動線にしたい
- 子ども:リビングで勉強できるスペースが欲しい
こんな感じで、みんなの意見をまとめておきましょう!
理想はすべて叶えたいところですが、予算の兼ね合いで優先順位を付けなければならなくなるケースがほとんどかと思います。
実際わたしも多くのものを諦めることになりました…
家族で共通する希望を見つけておくことがポイントです。
1-3. 間取りや設備の優先順位を決める

家づくりでは、予算の都合もありますので、すべての要望を叶えるのは難しいです。
よって、優先順位をつけることが重要になってきます。
上から順に優先順位が高いイメージです。
優先順位を整理することで、家づくりの方向性が明確になってきます。
絶対に譲れないものが家づくりのコンセプトにつながってきます。
予算を優先順位の高いものから割り当てていくことで、予算オーバーを防ぎつつ理想に近づけていきましょう!
2.家のテーマを決める

理想の暮らしを実現するために、家のテーマを決めましょう。
テーマがないと、「あれもいい、これもいい」と迷い、結局統一感のない家になりがちです。
「家事ラクな家」「収納充実の家」など、軸となるテーマを決めることで、間取りやデザインのブレをなくす指標をつくることができます。
2-1. 家のコンセプトを考える

暮らしのコンセプトは家づくりの軸になります。
例えば、以下のようなテーマが挙げられます。
- 「家事がラクな動線の家」
→回遊動線・ランドリールーム・収納充実 - 「解放感のある明るい家」
→吹き抜け・大きな窓・白を基調とした内装 - 「家族が自然と集まる家」
→広いリビング・対面キッチン・ウッドデッキ - 「テレワーク向きの家」
→防音書斎、ワークスペースなどの設置 - 「収納が充実した家」
→土間収納、パントリー、大容量クローゼットなどの選択
以上は一例ですが、自分の暮らしに合った家のコンセプトを決めることで今後の家づくりの方向性が定まります。
2-2. テーマを決めるコツ
テーマを決める際には、自分たちの暮らしをイメージして決めることがポイントです。
- 共働きなら →「家事ラク」を重視
- 小さい子どもがいるなら →「子育てしやすい家」を重視
- 趣味が多いなら →「趣味部屋や収納の充実」を優先
家のテーマを明確にすることで、間取りや設備の選択がスムーズになります。
3. 参考になる情報を集める

テーマを決めるためには、情報収集も重要です。
3-1. なぜ情報収集が重要なのか
一言でいうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためです。
あとから、「そんな方法あったの?」と気づいてしまうと、「もっと情報収集しておけば良かった」と後悔につながります。
ですので、できるだけ情報を集めて、後悔のない理想のマイホームを実現して欲しいと思います。
3-2. 効果的な情報収集の方法
自身も実際に実施して良かった具体的な方法としては…
- 住宅カタログやモデルハウスを見る
→実際のサイズ感や雰囲気を確認 - InstagramやPinterestでデザインをチェック
→流行やおしゃれな施工例を参考にする - ブログやYou Tubeで実際に家づくりを経験した人の失敗談を見る
→事前に後悔ポイントを知る
最近はSNSやYou Tubeで、リアルな情報を得られるので活用がオススメです。
たくさんの情報を集めて、自分に合うものをピックアップしましょう。
3-3. 情報収集のポイント
「良いところ」だけでなく「失敗例」「後悔ポイント」もチェック
なぜ失敗例が重要なのか?
家づくりは一生に一度の大きな買い物ですので、失敗があっても簡単に作り直せないからです。
成功事例ばかり見ていると、「理想ばかりが膨らんで、現実とのギャップに悩む」こともあります。
- 「やらなければ良かった」「こうすれば良かった」を防げる
- 実際に住んだ後の後悔ポイントを先回りして対策できる
- 見落としがちなポイントに気づける
よくある家づくりの失敗例
- コンセントの位置が不便→使う場所をシミュレーションしながら配置を決めるべきだった
- 収納が足りない→生活動線を考えて、必要な場所に適切な収納をつくるべきだった
- リビングが寒い・暑い→断熱材や窓の性能をもっと重視すればよかった
一番の対策としては、ブログやYou Tubeで「家づくり」の後悔ポイントをチェックし、実際に家を建てた人のリアルな体験談を知ることがオススメです!
気になる情報はスクラップしておく
家づくりは長期戦です。1年以上はかかると思っておいた方が良いと思います。
その間に、見つけた情報を忘れないようにスクラップしておくことが重要です。
- 「これがやりたい」を忘れずに済む
- 家族と情報共有がしやすくなる
- ハウスメーカーや工務店との打ち合わせがスムーズになる
ネットで調べたオススメの整理方法
- Evernote
→テキストや画像をまとめて保存できる - Pinterest
→施工例の写真をカテゴリ毎に整理できる - Googleドライブ
→間取り案や費用表をファイル管理
例えば、「理想のキッチン」「おしゃれな外観」などのフォルダを作成しスクラップしていくと、自分たちの家の方向性が明確になっていくかと思います。
家族で情報を共有し、意見をまとめる
情報を集めても、家族全員の意見がバラバラでは家づくりがまとまりません。
そこで、定期的に家族で話し合い、「何を重視するのか」を整理することが大切です。
- お金をかけたい部分と、コストを抑えたい部分は?
- 絶対に譲れない条件は?
- 将来のライフスタイルの変化に対応できるか?
実際に試したオススメの進め方
- まずは個人ごとに「理想の家」について情報収集しメモしておく
- 家族で意見を出し合い、優先順位を決める
- リスト化して、話し合いのたびに更新する
このように話し合いを重ね、お互いの希望やこだわりを共有し、認識を合わせていくことが重要です。
4. まとめ
今回は、後悔しない家づくりのための「理想の暮らし」を明確にするコンセプト・テーマの重要性とその決め方について解説しました。
ポイントは3つ
- 理想の暮らしをイメージする
- 家のテーマを決める
- 情報収集を徹底する
家づくりは一生に一度の大きな買い物ですので、失敗しないためにも情報収集を徹底し、家族の認識を合わせることが重要になってきます。
今は、情報もSNSを通じて収集できる便利な時代になりました。
こちらのブログでも、必要な情報が網羅できるように更新をしていきますので、良かったら他の記事も参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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