注文住宅を検討するにあたり、当たり前ですが誰しもおしゃれな家づくりに憧れを抱くと思います。
ただ、おしゃれにはやはり相応のお金がかかり、理想を全部詰め込むことはお金に余裕がある方の特権ともいえるでしょう。
わたしのような庶民の中の庶民は、どうしても「叶えたい理想」と「現実的な予算」の狭間で揺れ動き、検討を重ね、コストに見合ったおしゃれの実現を目指すかたちになりました。
今回は、実際にわたしが検討に検討を重ねて採用した、「お金はあんまりかけれないけど、おしゃれにはしたい」という欲望を叶える手段を紹介します。
選択肢のひとつとして知って得する情報ですので是非最後までお付き合いください。
1.化粧梁
ひとつめは天井の化粧梁です。
モデルハウスでは採用していないことがない程におしゃれをつくれる代表的な手段ですが、意外と安く実現可能です。

費用感は
梁1本10,100円 3本で30,300円でした。
別途、色をつける費用が33,400円で、結果として63,700円で実現できました。
我が家では、吹き抜けをつくらない代わりに天井の高さを少し上げ、スペースに化粧梁を採用しました。
正直、飾りなので機能的にはなくても困りませんが、あることで叶えたい理想の世界観づくりに一役買ってくれています。
2.ニッチ
次に、お手軽におしゃれをつくれる手段としてニッチを紹介します。
我が家では、玄関、トイレ、リビングにて採用しました。
壁の奥行きがある場所では簡単に採用ができ、費用もイメージ以上に抑えられオススメです。

費用感として
画像の玄関のスペースに関しては11,800円(税込)で採用できました。
特に玄関は、オートセンサーでライトが付くような仕様にしてもらいました。
あえて、壁紙の色を変えてみてもおしゃれです。
季節を彩る小物を飾るスペースとしておうちの雰囲気づくりに大活躍しています。
リビングのスイッチや、モニター付きインターホンの設置スペースとしても活用できます。


このスイッチニッチは3,850円(税込)でした。
(自分のイメージよりも)かなり価格を抑えられ、おしゃれを実現できる仕様としてオススメです!
3.ホールの壁の穴
続いて紹介したいのが、2階ホールの壁の穴になります。
イメージはこちらです。

ホールの腰高の壁があまりに殺風景過ぎて、最初はルーバーやアイアンの手すりにしたいと考えましたが、あまりにも費用がかかる…
どうにか、費用を抑えておしゃれな方法はないかとネットで調べていたところ、穴を等間隔にあけるという手段を知り、ハウスメーカーへ相談しました。

費用としては
1箇所9,240円(税込) 5箇所46,200円(税込)
結論、意外にも費用が安かったため、採用しました。
3-1. 注意点として
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭は落下の危険がありますので壁の穴のサイズにご注意ください。
我が家の穴のサイズ感は縦77cm×横15cmですが、1歳の子どもの頭は通り抜けることができます。
サイズを大きくしすぎたことは失敗でした。
子どもが小さいうちは、2階でひとりにしないように気をつけています。
4.R壁
4つ目はR壁です。
R壁はカーブを利用したアーチ上の壁です。

我が家では、
- 玄関から洗面台につながる壁
- パントリーに抜ける壁
にて採用しています。
費用感も
1箇所22,000円(税込)と想像以上に安く実現できました。
印象が柔らかくなり、おしゃれで非常にオススメです。
5.アクセントクロス
定番中の定番ではありますが、家のおしゃれをつくるにあたり欠かせない存在です。
家のテーマ、雰囲気、印象、統一感、を決める上で非常に重要になるポイントですので、センスが問われますが、クロスの種類が数え切れない程あり、自由に選べ過ぎてめちゃくちゃ迷いました。
我が家で採用したクロスをいくつか紹介させていただきます。
5-1. アクセントクロス採用例1:キッチン

キッチンの壁一面を白レンガ調のアクセントクロスにしました。
かわいい印象を残しつつも、木棚の雰囲気にも合って良い感じです!
費用に関しては、4,180円(税込)でした。
5-2. アクセントクロス採用例2:2階のトイレ

トイレの一面をアクセントクロスに変更したパターンです。
費用に関しては、1,100円(税込)でした。
想像より安いと感じました!

お部屋のインテリアを決めていく上で、どこをどれくらいの範囲でどのように統一感をつくるかなど決めていく過程はとても楽しいです!
6.まとめ
今回は、安価におしゃれをつくる方法を5つ、特徴と費用感も合わせて紹介させていただきました。
- 化粧梁
- ニッチ
- ホールの壁の穴
- R壁
- アクセントクロス
当たり前ですが、家はお金をかければかけるほど、おしゃれに豪華に仕上げることができます。
ただ、本当に必要なものなのか?お金をかける価値を感じられるのか?という自分自身や一緒に住む家族の価値観と天秤にかけていただき、しっかり検討することが重要だと思います。
今回紹介させていただいた内容は、おしゃれを実現させつつ、費用は抑えられる仕様ですので採用価値が高いと思います。
今回の情報があなたの家づくりのヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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