この記事を読んでわかること
- マイホームを検討する際に、一戸建て(注文住宅)を選んで得られるメリット
→どんな人に一戸建て(注文住宅)がオススメか - マンション暮らしであった筆者が、実際に一戸建てに住んでみて生活がどう変わったかを実例付きでお伝えします
マイホームを検討する際に、まず悩むことが
一戸建てにするか、マンションにするか選ぶことだと思います。
一戸建てとマンションとではメリット・デメリットが大きく異なりますので、それぞれのライフスタイルや価値観に応じた適切な選択をしなくてはなりません。
わたしは、双方を比べた結果一戸建て(注文住宅)を選択しました。
どちらにしようか迷っているあなた。
これから、わたしが一戸建てを選択した理由と、実際に生活してみての実体験を交えた感想を5つのポイントで紹介させていただきます。
完全に個人的な意見ですが、
全てに該当する場合は一戸建て一択ではないかと思います。
自分にはどちらが向いているか迷っている方の参考になるはずです。
ここの選択を間違えるとせっかくのマイホームで後悔してしまうことになってしまいます。
後悔しない家づくりを実現するためにも、ぜひ自分に当てはまるかどうか確認しながらお楽しみください。
1.生活音が気になる
快適な暮らしを考えるにあたり、生活音が気になる。
そんな考えをお持ちの方は、一戸建てが向いているといえます。
そもそもの生活音って何?という方のために、まずは具体的な生活音を挙げてみます。
1-1.生活音のお悩み事例はこんな感じ
大体こんな感じかな。
日々暮らしていれば、このような音は当たり前に発生します。
特にマンションやアパートなどでは、音を出す側も出される側も気になるものです。
生活音を気にしてストレスを感じている方、多いのではないでしょうか。
実際、わたしも一戸建てに住むまでは賃貸マンションで生活をしていましたので、この生活音にはかなり悩まされていました。
同じような悩みを抱えている方、いますよね?
わたしの事例は隣人に恵まれなかったケースかもしれませんが、隣人は選べないのです。
実際生活をしていて生活音に対してのストレスは多く、一日でも早く引っ越したいと考えていました。
では、実際今一戸建てに住んでみてどうなったか。
生活音を一切気にすることなく暮らせるようになりました。
1-2.生活音を気にしなくて済む暮らしとは
では、マンションから一戸建てになって具体的にどのように暮らしているのか。
- 一戸建てとマンションの大きな違いとして、隣の家との距離が一定離れていること。
- 断熱性能が高い家であれば外の音があまり入ってこないこと
上記の一戸建ての特徴から
普通に暮らしていて、生活音に関してはほとんど気にすることがなくなりました。
まず先ほど例に挙げました、気にしていたこと、気になっていたこと、に関しては全て解決しました。
結論、わたしは一戸建てで暮らすようになり、生活音のストレスから解放されました。
マンションで暮らす場合、如何に防音がしっかりしている場所であっても多少は生活音のストレスがつきまとうことを覚悟しなくてはなりません。
長らくマンションで暮らしていたわたしが自信をもってお伝えします。
生活音を気にしたくない方は一戸建ての選択がオススメです!
生活音に関しては、一戸建てで暮らすようになって自信をもってストレスがなくなったといえます!
生活音が気になる方、既に悩んで解決したいと感じている方には
ぜひ一戸建てをオススメします!
2.間取りにこだわりたい
理想の暮らしを求めるにあたり、「こんな間取りだったら便利なのになぁ」と考えたこと、誰しもあると思います。
間取りにこだわりたい方は、自由度が高い一戸建て、それも注文住宅がオススメです!
注文住宅は、建売と比較すると費用は割高になり、ハウスメーカーによって多少制約の差はあるものの、理想の間取りをある程度叶えることができます。
わたしが注文住宅を選択した理由は、どうしても理想の間取りで自分が理想とする快適な暮らしを実現したかったからです。
2-1.我が家で、どんな家にしたいか話し合ったこと
我が家では家を建てる前に、妻とどんな間取りにしたいかを徹底的に話し合いました。
各世帯によって求める理想の暮らしは異なると思いますが、参考までに我が家で話し合ったことを実例としてご紹介します。
当時の生活から、「ここがこうだったら便利だよね!」などお互い意見を出し合ってメモをしてまとめていきました。
実際に家づくりの際に役に立ったのでこのやり方はオススメです!
当時のメモを見て簡単にリスト化してみました。
「あ!それわかる!」と思えるものもあるかもしれませんので参考までにご覧ください。
こうしたい、あぁしたいのわがままリストになりましたが、注文住宅はそんな理想を叶えられることが魅力だと思います。欲張っていきましょう!
2-2.間取りにこだわった注文住宅の住み心地とは
マンション暮らし時に生活で不自由だった点を改善するために、
時間をかけて家づくりについて調べ、夫婦で話し合い、間取りにこだわりました。
結果、わたしたちは注文住宅を選択することで理想を叶えることができました。
注文住宅の住み心地は非常に満足できるものになっています。
上記、非常に簡単にまとめてみましたが、理想を叶えることができ、結果として満足度の高い暮らしを手に入れられたと思っています。
各間取りの詳細に関しては、これから何故そうしたのか?の部分を掘り下げてわかりやすくまとめて記事にしていこうと思いますのでご期待ください。
わたしは本当に間取りに対するこだわりが大きかったので、マンションや建売といった最初からある程度決まっている間取りでは理想を叶えることができませんでした。
せっかくのマイホームなので、わたしのようにできるだけこだわりをもって向き合いたいという方には注文住宅がオススメです。
3.お庭が欲しい
お庭は一戸建ての醍醐味・魅力のひとつといえるでしょう。
マンションではバルコニーはあってもお庭付きはなかなか無いと思いますので、お庭が欲しい方は一戸建てがオススメです。
わたしの家にも小さめのお庭がありますが、これからお庭を活用してやりたいことがたくさんあります。
3-1.お庭のメリット・デメリット
簡単にまとめると上記のようなメリットが考えられ、逆にデメリットとしては
上記のような項目が挙げられるでしょう。
3-2.実際にお庭付き一戸建てに住んでみて
夏場のプールは子どもたちの楽しみのひとつとなっています。
自宅にいながら、プールを楽しめるのはマンションでは、なかなか難しく一戸建ての特権といえるでしょう。
子どもたちも大きくなってきましたので、これからお庭を有効活用しさらに生活満足度を上げていきたいと思っています。
まだお庭のメリットを最大限活かした生活はできていませんが、お庭があることのメリットは大きいためこれから快適なお庭生活を始めるための準備をしていきたいと思います。
お庭の進化も都度記事にしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
4.広い家に住みたい
※画像はイメージです
一戸建てとマンションの違いのひとつに、広さがあります。
もちろん、広いマンションもありますが一戸建てとマンションを比較するとどうしても一戸建ての方が広い傾向にあります。
広い家に住みたいという方には一戸建てがオススメです。
4-1.広い家に住むメリット・デメリット
簡単にまとめると、広い家のメリット・デメリットはこんな感じです。
4-2.広さに関して、我が家で意識したこと
「広い家に住みたい!」
幼少期は団地暮らし。
一人暮らし時代はワンルーム。
結婚して、賃貸マンション暮らしでも60㎡2LDK暮らしでしたので、わたしは広い家への憧れがすごくありました。
わたしが建てた家は、坪数でいえば120㎡36坪ほどでめちゃくちゃ広いとはいえません。
まだ、子どもが小さいため子ども部屋は持て余しておりますが、一般的に4人家族で丁度良い広さといわれるサイズ感です。
正直、今までの暮らしと比べると「広い家」。それがわたしの「広い家」となります。
もう少し広くてもよいかなと思える部分もありますが、これ以上に広くなると今度は広すぎる家になってしまいそうです。
では、何故このサイズにしたのかをお話ししたいと思います。
意識したことは上記の項目です。
ひとつずつ、解説してきます。
一般的な4人家族のサイズ感
一般的に世帯人数における、住宅の適切といわれる広さとはどれくらいの広さなのでしょうか。
国土交通省が公表している、住生活基本計画では
「豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要」と考えられる住宅の面積に関する水準は下記のように記されております。
(1)一般型誘導居住面積水準
引用:国土交通省「住生活基本計画」
① 単身者 55 ㎡
② 2人以上の世帯 25 ㎡×世帯人数+25 ㎡
(2)都市居住型誘導居住面積水準
① 単身者 40 ㎡
② 2人以上の世帯 20 ㎡×世帯人数+15 ㎡
わかりやすくいうと、誘導居住面積水準は二つの基準があり、
・一般=郊外などでの暮らしを想定
・都市型=都心での暮らしを想定
されています。
上記から4人家族の適切な広さを算出すると、
・一般誘導居住面積水準=125㎡※約37.8坪
・都市居住型誘導居住面積水準=95㎡※約28.7坪
となります。
わたしは郊外で暮らしていますので、一般誘導居住面積水準を参考に広さを判断し、我が家は120㎡36坪を選択しました。
コストへの意識
デメリットの部分で紹介しましたが、広い家にはコスト面に課題が多くなります。
部屋を広くするためには、土地も建物も広げる必要があるためその分コストがかかってしまうのです。
予算と比較した結果、我が家では36坪というサイズ感がベストと判断しました。
坪の表現をわかりやすく説明すると
1坪=約3.3㎡
およそ畳2枚分となります。
1坪家を大きくしようとすると、単純計算ですが各ハウスメーカーが設定する坪単価分費用が増すとして数十万覚悟しなくてはなりません。5坪広げると100万単位で費用が変わってくると思って良いでしょう。
ハウスメーカーによってかかってくるコストは変わりますが、広い家を建てるにはお金がかかります。
本当はもっと、あぁしたいこうしたいはありましたが、予算の範囲で理想を叶える選択をしました。
暮らしやすさ
生活するにあたり、「各部屋これくらいあれば困らないよね」という基準がそれぞれあると思います。
わたしたちもその基準を意識して各部屋の広さを考えていきました。
具体的に例をあげると
あまり各部屋を広くしすぎると予算オーバーになってしまう可能性がありますので、最低これくらいは欲しいを基準にすると良いと思います。
もっともっと広い家に憧れもありましたが、広すぎるとそれはそれで持て余すものです。
家具がたくさん必要になったり、家の中の移動に時間がかかったり…広すぎることは暮らしやすさには比例しないと考えました。
正直、36坪でも現在2階の部屋は寝室以外ほぼ使ってませんが十分暮らせています。
各家庭における暮らしやすさをイメージして適切なサイズ感を選ぶということが大事だと思います。
5.防音室を設置したい
※画像はイメージです
マンションなどの集合住宅では、周囲への迷惑を考えると大きな音はどうしても控えなければなりません。
一戸建てにおいても、いくら近隣と家が離れているとはいえ音漏れを考慮すると制限をせざるを得ません。
しかし、せっかくのマイホーム。
自宅で心おきなく音楽やカラオケ、映画を楽しみたいという方も多いと思います。
そんな方には、防音室の設置がオススメです。
防音室は部屋の壁を防音材で囲った、発生する音が外部にもれることを防いでくれる部屋です。
防音室を設置することで、好きな時間に好きなだけ音を楽しむことができます。
音楽が好きな方には魅力にあふれた設備といえるでしょう。
わたしは、趣味でドラムをしており、電子ドラムセットを持っておりますが、マンション暮らしであった時期は周囲への迷惑を考えてかなり制限しておりました。
「ドラムを思いっきり叩きたい」
一戸建てを選択した大きな理由がこの想いです。
我が家では(費用面を考慮して簡易的なものになってしまいましたが)防音室を設置しました。
実際に防音室を設置してみての暮らしについてもご紹介します。
5-1.防音室設置のメリット・デメリット
防音室のメリット・デメリットを簡単にまとめます。
わたしは、上記のメリット・デメリットを考慮しバランスをとる形で防音室を採用しました。
次の章で詳しく解説していきます。
5-2.防音室を採用する際に考えたこと
わたしが防音室を自宅に設置したかった理由は、「自宅で電子ドラムを叩きたかったから」になります。
本当のドラムセットであればかなりの防音レベルが必要になりますが、電子ドラムはヘッドホンで音が聴け、叩く音もそこまで大きくないため、費用を抑えた簡易的な防音室を採用することにしました。
もちろん、完全防音室にできればそれに越したことはないのですが完全防音室にするにはちょっと良い車が買えるくらいの高額の費用がかかり、予算の範囲内では実現不可能と判断。
全体予算の都合で家の広さは36坪と枠を決めていたので、防音室を採用することで他の部屋がせまくなることになりましたが、そこは全体バランスを考慮し、ハウスメーカーの方からもアドバイスをいただきながら理想の形に近づけていきました。
ただ、将来的に使わなくなる可能性なども考慮し、最終的な結論としては
「防音室兼書斎」としての設置が我が家の理想の形となりました。
贅沢なことに、自分で自由にできる部屋を手に入れたことになります。
電子ドラムセットの設置と書斎を兼ねる家具を入れることも考え6畳とりました。
多少、費用はかさみましたが、夢を実現できたことに非常に満足しています。
5-3.防音室のある暮らしとは
実際に防音室のある一戸建てに住んでみて。
電子ドラムを心おきなく叩ける環境ができました。
完全防音室ではないため、さすがに時間帯は日中と限定していますが、自分の好きな曲を好きなだけ演奏しています。
子どもたちもドラムに興味を持っており週末のように時間がつくれるときは一緒にドラムを演奏しています。
また、仕事でテレワークする際や、集中して作業したい場合など、防音室内で実施することで自身の集中力向上と家族への配慮が両立でき、非常に便利です。
防音室兼書斎の詳細については、また別途記事にして紹介させていただきます。
自宅でドラムを叩ける環境がどうしても欲しかったため、非常に満足しています。
書斎を兼ねることで、テレワーク時にも活用できており汎用性が高いことも大きなメリットと感じています。
自分の部屋としてインテリア面もこだわって仕上げていきたいですね。
まとめ
この記事では、マイホームを検討する際に、
どんな人に一戸建て(注文住宅)がオススメかを5つのポイントにて紹介しました。
個人的に、上記の項目に当てはまる方は一戸建てを選択するメリットが大きいと考えており、全部当てはまるのであれば一戸建て、特に注文住宅を強くオススメします。
マンション暮らしであったわたしが、実際に一戸建てに住んでみて生活がどう変わったかを実例付きでお伝えしましたが、マンション暮らしでは叶わなかった理想の暮らしを、注文住宅一戸建てに住むことで叶えることができました。
暮らしの満足度は非常に高いものになっています。
この記事が少しでも、マイホームで悩む方のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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