【注文住宅】理想の玄関を作るためにこだわったオススメポイント6選

注文住宅

この記事を読んでわかること

  • 注文住宅で理想の玄関をつくるために、おさえておくべき知って得するポイント
  • 我が家で実際に採用した間取り・仕様とその使い心地
  • 具体的なオススメ設備

家に入る際に必ず通る場所が玄関です。

来客時にも確実に目にとまるため、一般的にこだわるべき場所のひとつといわれています。

それだけ重要な玄関作りに失敗してしまうと、せっかくのマイホームで後悔してしまうことになります。

注文住宅は自由度が高いため、玄関はどのようにしようか迷う方も多いはずです。

もちろん、ハウスメーカーの方も提案をしてくれますが、自分の理想と違ったりします。
自分の理想を具体的に伝えることができるよう知識をつけておいて損はありません。

わたしも玄関はかなり迷い、考え、こだわりました。

今回は注文住宅で玄関を作る際におさえておくべきオススメポイントを自身の経験をもとに6つ紹介します。

参考になるものがきっとあると思いますので、ぜひ理想の家づくりのヒントにしてください。

タッチキーを採用

タッチキーとは

玄関の鍵をあける際に、鍵を持ってさえいればボタンを押すだけで自動で鍵を開け閉めできる機能のことです。

鍵はポケットやカバンにしまった状態でも、玄関についたボタンを押すだけで施錠・解錠ができるという超便利機能となります。

タッチキーのメリット・実例紹介

わたしは一戸建てに住むまではマンション暮らしでした。
当時住んでいたマンションの玄関の鍵は、ドアの上下2ヶ所についていましたが手動でしたのでめんどくさくて通常時ひとつの鍵しか使っていませんでした。今思うと防犯面で良くなかったです。

そして毎日の、鍵を手に取って差して回す手間。
子どもを抱っこしていたり、両手に荷物を抱えていたりする機会が多かったのでこれが地味に生活のストレスとなっていました。雨の日などは本当に最悪です。

しかし、
そんなストレスもタッチキーを採用することで全てなくなりました。

タッチキーはワンタッチで上下の鍵両方とも施錠・解錠できますので楽に防犯もしっかりできます。

我が家のタッチキーが実際どんな感じか動画で紹介します。

そして何より、小さなお子さまや、両手に荷物を抱えているような場面でも、一度降ろして鍵を探す手間なく玄関を開けられるため毎日の出入りのストレスがなくなります。

まーしゃる
まーしゃる

鍵を開けるも閉めるもワンタッチというのは本当に便利です!

小さい子どもがいるので重宝しています。

タッチキーの費用感

かなり便利なタッチキー。

気になる費用は75,000円(税抜)でした。

高いと感じる方もいるかもしれませんが、先々の暮らしのストレス軽減としてはその価値ありと判断しました。

これは本当に便利で、我が家ではつけて良かった仕様のひとつです。

タッチキーの注意点

非常に便利なタッチキーですが、使ってみての注意点がありますので紹介します。

注意点としては

  • 電池が必要
  • 動作しないことがある
  • 鍵置き場に注意

ひとつずつ実例を紹介します。

電池が必要

玄関ドアには電池が必要です。

単3電池8個必要となります。

電池が切れそうになるとボタンを押した際にブザー音と赤い点滅で教えてくれます。

電池はドアの横に交換スペースがあります。

今のところ、1年に1回の交換といった感じです。

電池が切れるとワンタッチで開かなくなりますが、手動で開けられるようにもなっていますのでもし交換を忘れてしまっても鍵さえあれば家に入れないということはありません。

動作しないときがある

わたしは最初、鍵をキーリングにつけていたのですが、一度落として無くしてしまってからは財布に入れてカバンに入れるようにしました。

すると、電波の都合か玄関ドアのボタンを押しても反応しないことがたまにあります。

カバンにいろいろ入れすぎている場合は少しカバンをドアに近づけたりして開けてます。

そして、ほんとにたまにですが、財布の中で長押しされて電源が切られてしまい便利機能が意図せず働かないこともあったので鍵の持ち方には少し工夫が必要かと想います。

鍵置き場に注意

家に帰ってすぐ鍵を玄関の棚とかに置く人がいると思いますがタッチキーの鍵ではNGです。

鍵から一定範囲の電波を察知してボタンを押すことで施錠・解錠されるシステムなので家の中に鍵があっても玄関ドアに近すぎると普通に外から開けられてしまいます。これはかなり怖いですよね。

我が家では、電波の範囲設定を狭くしてどの範囲まで鍵が開くのか一度試してから鍵を置く場所を決めました。

注意点を3つ紹介させていただきました。

気をつけることは少しあるものの、タッチキーを採用することで玄関でのストレスを大きく軽減することができます。

これは個人的に本当にオススメなオプションです。

オートセンサーライト

オートセンサーライトとは

その名の通り、人が通るとセンサーが反応して自動で照明をつけてくれる機能のことです。
明かりが欲しいときにわざわざスイッチを押す必要がありません。

一定時間経過すると自動で消灯してくれるため、消し忘れも防げます。

玄関やトイレ、ウォークインクローゼットなどで採用されることが多いです。

オートセンサーライトのメリット・実例紹介

玄関で両手が塞がっていることは日常でよくありますので、この機能があることで照明をつける手間が省けます。

一つ目に紹介しましたタッチキーとコンボにすることで、ワンタッチで玄関ドアの鍵が開けられ、玄関に入ると自動で明かりがつくため、特に帰宅時のストレスが無くなります。

まーしゃる
まーしゃる

夜に家に帰ると暗くて照明のスイッチを探すのが地味に手間でした。

毎日のことなので、ここをおさえておくと暮らしの快適さが上がります。

オートセンサーライトの費用感

オートセンサーライト設置にかかった費用は、センサー費23,800円(税抜)でした。

センサーの仕組みによって少し差があるようです。

この便利さを知ると、十分に投資する価値があると思います。

オートセンサーライトの注意点

  • センサーの位置
  • 不必要な点灯
  • 意図しない消灯

センサーの位置

一般的なセンサーは照明本体についているため、天井から下の一定範囲の動きに反応して自動で明かりをつけてくれます。

ただ、我が家は当時のパーツの不足によるメーカー欠品で照明にセンサーがついているものを採用できませんでした。

仕方なく代替案として採用したものが、通路センサータイプのもの。
玄関入り口と、廊下経由でリビングの入り口の2ヶ所にセンサーをつけて、そこを人が通ると自動で照明がつきます。

センサーはこんな感じです。

普段の生活で、そこまで気にならないレベルではありますが、
例えば、リビングのドアが開いていると玄関に用はないのにリビングでの動きに反応して玄関照明がついちゃいます。。

そう考えると通路ではなく、天井にセンサーがついていた方が良かったかなと思います。

不必要な点灯

人が通ると自動で照明をつけてくれることが最大のメリットなのですが、明かりが必要ないときにも反応します。

なので、普通に朝も明るいのに照明がついてしまうという不必要な点灯が発生してしまいます。

一応、スイッチでセンサーをオフにすることで反応しないようにもできるのですが、余程のことがない限りセンサーを切ることはないので少しもったいない気もしています。

意図しない消灯

玄関の話から少し脱線しますが、以前住んでいたマンションでの実例紹介です。

以前住んでいたマンションでは、トイレがオートセンサーライトだったのですが、トイレに座って一定時間動かないでいると勝手に誰もいないと判断して消灯します。

少し動いてみることでまた照明はつくのですが、自分の意図に反した働きをしてしまうことは知って、適した場所へ採用する必要があると思います。

ちなみに、上記の経験から今のトイレは手動スイッチを採用しています。

設置場所は考える必要がありますが、我が家では採用して良かったと思える便利ツールですので玄関の利便性をあげたい方はぜひ採用を検討してみてください。

広さ

広さへのこだわり

玄関の広さは少しこだわりました。

結論、玄関ホールの空間ワイドは180cm、トータルの畳数は3畳ほどあれば十分な広さだと思います。

これくらいあれば、家族4人ストレス無く靴の脱ぎ履きができます。

我が家の基本方針として、廊下は狭くても良いからその分居室を広くしたい思いがありましたので必然的に玄関ホールが狭くなりました。

「玄関ホール」というのは玄関で靴を脱いで上がる場所のことを指します。

これから、玄関を広く見せるために施した工夫を紹介したいと思います。

土間面積を広くした

広く見せる工夫…というか、物理的に45cm奥行きを外に広くしました。

Before
After

理由は、土間スペースが狭すぎると使いにくいと考えたからです。

追加費用として350,000円程発生しましたが先々の暮らしのストレスを考慮し広くする選択をしました。

ある程度図面も進行した状態から「やっぱり広くしたい」とわがまま提案したため、玄関部分が飛び出すような形になりましたが、逆に凹凸が外観的にもメリハリになったように思います。

玄関ホールを斜めにした

玄関ホールが狭いことが懸念要素でしたが、土間に対して斜めに玄関ホールを設計してもらうことで玄関ホール面積が増え、広く感じることができました。

これはオススメです。

洗面室の扉をなくした

理想の間取りを実現するにあたり、帰宅後すぐに手を洗えるよう洗面室を玄関に隣接させたのですが、境界にドアをつけませんでした。

理由は、ドアがあると圧迫感が生まれ余計に玄関ホールが狭く感じると思ったからです。

ドアをなくすことで奥行きが生まれ、玄関ホールの狭さが気にならなくなりました。

また、洗面台もオシャレなものを選び、抜ける壁をR壁にすることで玄関から入って見える印象を良くする効果を狙っています。

R壁

ドアがないため帰宅後、すぐに手を洗うことができるメリットもあります。

結果として、
費用の都合上本当に理想とする玄関の広さはとれませんでしたが、工夫により満足できる玄関になったと思います。

収納

収納へのこだわり 『見えない収納』

我が家の収納基本方針は「見えない収納」です。

中身が見えない方がすっきりすると考えてこだわりました。

玄関においても、シューズクロークは扉付きのものを選択し、収納物が見えないようにしました。

特にこだわったのが

  • 土間収納
  • 簡易クローゼット

となります。

具体的にご紹介したいと思います。

土間収納

当初、土間収納はつくらない想定でいました。

しかし、マンション時代にベビーカーを玄関に置いていた際に、ただでさえ狭い玄関がさらに狭くて使い勝手が悪かったこともあり、やはり小さくても良いから土間収納が欲しいと考えました。

しかしそんなスペースはない…
そこで、考えたのが階段下のスペースを土間収納にするという内容です。

階段下のスペースですので、高さはとれませんでしたがベビーカーや、ホースなどちょっとしたものを置くには十分なスペースがつくれ、つくって良かったと重宝しています。

もちろん、扉をつけて見えないようにしました。

簡易クローゼット

間取りを考える際に絶対叶えたいと思っていたことがありました。

それは
玄関にクローゼットをつけることです。

今までの暮らしでは、アウターはリビングか寝室においてましたが、よくよく生活を考えるとアウターは外出時にしか着ないため、出かけるときに羽織る、帰ってきたら脱ぐをする玄関に収納することがベストだと考えていました。

個人的にクローゼットは、シューズクロークに隣接させて見えないように扉をつけたいと考えましたが、アウターの幅から扉付きは難しいとハウスメーカーの方にいわれました。

妥協するしかないと思いましたが、やはり「見せない収納」にこだわりたい思いが強く、どうにかできないかと考えに考えました。

そこで思いついたのが、アウターをかける向きを変えるという発想でした。

Before

この形だと扉をつけることができない。。
見せない収納にこだわりたい…どうすれば…

After

この形にすることで扉をつけることが可能に!!

実際に完成したクローゼットがこちら!

扉をつけてもシューズクロークとの面は違和感のないレベルに調節ができました。

ただ、アウターの取り出しにくさに懸念があったため、自身で伸縮ポールを見つけ購入し、ハウスメーカーのかたに取り付けていただきました。

これにより、アウターを取り出す際はポールを伸ばしてとるため利便性を考慮したベストなかたちをとることができました。

簡易的な棚もつけましたので、カバンや帽子などの収納スペースとして非常に活躍してくれています。

このように、注文住宅では自身の発想から理想を追求することができますので、事例がないことも諦めずに模索して自分にとってのベストを諦めないことが大事だと思います。

縦長窓

窓にもこだわりました。

玄関ドアの高さと同じくらいの、かなり長めの縦長窓をつけることで、採光も良くなり、外観もオシャレになったと思います。

外からの視認を考慮し、すりガラスにて採用。

この窓のおかげで、玄関の明るさとオシャレさが手に入りました。

ニッチ

ニッチとは

住宅でいうニッチとは、壁の厚みを利用して一部を凹ませることで収納スペースや飾り棚をつくることです。

ニッチのメリット・実例紹介

ニッチを採用することで、おしゃれな空間をつくることができます。

我が家では玄関ホールにニッチを採用しました。

これは完全にオシャレさを意識しての選択となります。

ニッチの費用感

ニッチはオシャレでありながら、コストも安く実現できる仕様でありオススメです。

画像の玄関のスペースに関しては11,800円で採用できました。

照明を入れ、玄関のオートセンサーライトと連動させることで玄関のオシャレな雰囲気つくりに一役買ってくれています。

ニッチ採用の注意点

棚なのでどうしてもホコリが積もって掃除の手間はかかってしまいます。

あと、壁を凹ませる兼ね合いで多少防音性能が落ちるデメリットがあります。

ニッチの応用

ちょっとした小物を飾ることで季節ごとに印象を変えることもできます。

ハウスメーカーの方が建築時の端材で時計を作ってくれたので我が家ではニッチに飾ってます。

オシャレな雰囲気が作れて家に帰るたびに気持ちが良いです。

玄関は家の顔といっても過言ではありませんので、費用を抑えてオシャレにしたい方にニッチはオススメです。

まとめ

玄関のこだわりポイントを6つの実例をもとに紹介しました。

今回は紹介したポイントは以下の6つです。

  1. タッチキーを採用
  2. オートセンサーライト
  3. 広さ
  4. 収納
  5. 縦長窓
  6. ニッチ

玄関を決める際には自身の生活を考えて最適なかたちを選択することで、生活満足度をグッとあげることができます。

今回紹介した内容がひとつでも参考になれば幸いです。

理想の玄関つくりを是非叶えてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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